【医学的観点の摂食障害】TOP

医療的観点からの「摂食障害」

ⅰ 中核的な摂食障害

 医療的観点から摂食障害をみる上で松木の主張を紹介する。松木の主張では摂食障害に陥る人々は年々増加傾向にあるが、その中でも「中核的な摂食障害」とそうではない摂食障害に分類されるという。そして摂食障害とはパーソナリティの病理以外のなにものでもないと主張している。

摂食障害の人々が増える社会的な要因として、現代の社会や文化が「痩せている」ことが洗練されているというように捉えられ、また飽食の時代で食べ物が余りあるほど存在し、ストレス発散のためのターゲットにされやすいことを挙げている。よってその本態が摂食障害ではないところで心を悩ませている人々が「摂食障害」という病態をとるようになったことも“摂食障害”を現代社会に蔓延させているというのだ。

つまり「中核的な摂食障害」ではない「摂食障害を病態として選択している人々」は摂食障害の病態を一部にしているのであって、治療はその本態に向けられなければならないと松木は主張する。

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